帰国

2003年3月4日
ついに旅行最終日。なんかとっても充実しる反面、
寂しさも感じる。
ホントはもっともっと居たいんだけど、学会やら会社の研修やら、
引継ぎやら色々残ってるんで、こんなに早く帰らなければならないんだよね。

今日は飛行機は18:15なので時間的にはどこか見てまわれるので、
午前中はオルセー美術館に行くことに。
ホテルで荷物を全部まとめて、チェックアウト。
10時ごろにオルセーの前に着いたんだけれど、長蛇の列。
今まで、どこへいっても空いて居たんで余裕だろうと思って、
開館時間に行ったのだが考えが甘かった。
およそ40分くらい待ってやっと中へ。

荷物をフロントに預けて早速、名画を見に。
ここにも見たことのある絵がいっぱい。
有名所ではミレーの「落穂拾い」や
名前忘れたけどルノワールやゴーギャンの絵など。
いっぱい写真に収めてきました!
ここはルーブルに比べると全然大きくはないので、
ゆっくり見ても3時間くらいで見終わる感じでした。
で、一通り見終わった後、外へ出てセーヌ川を少し散策。
どうしようかなぁと考えて、バスティーユ広場にまだ行ってないな
とおもい地下鉄でバスティーユへ。

ここはフランス革命の舞台になった有名な場所。
牢獄はもう当然ないのですが、その跡地にはモニュメントが
たっていて、200年以上前にここで革命が起きたんだなぁ、
と思いながら周辺を散策。
バスティーユって意外と若者が多く集まる街で、
面白いお店も色々あって、そこでも御土産を買って。

で3時近くなったので空港へ向かうことに。
ガールデュノルド駅に行き、そこからシャルルドゴール空港行きの電車へ。
しかし、ここでこの旅最大のトラブルが・・・

電車に乗っているといきなりフランス語で車内放送が流れ、
電車に乗っている人がみんな駅におりだして、なんかよくわからないが
降りなきゃだめみたいだから俺も一緒に降りる。
フランス語がわかる人にWhat happened?と聞くと、
なにやら隣の駅で火事が起こって電車が数時間止まるとか、、、
空港へ向かう人達はみんな大慌てで、臨時バスが出るとか言ってたのだが、
対応が全然遅くしかも全くバスが来なく、かなり時間が迫ってきて。
そこに3人の女子大生の子達もいて、4人でタクシー拾おう!
というはなしになりいざタクシー乗り場へ。
しかしここもかなりの列で、みんなすげ−ぴりぴりしてて、
3人の女子大生は同じ便で帰る子達で、
彼女らは免税とかもやらなければならなく、かなり切羽詰っていて。
そんな時、電車が動いた!という声に一斉にみんな電車のホームにダッシュ。
なんとか4人とも無事電車に乗車。空港に急いで着いてチェックイン。
なんとか飛行機に間に合いました。

帰りの飛行機はもうへとへと。
しかも、また何も娯楽のない飛行機で、
映画は最新映画の「ボーンアイデンティティ」と
「タキシード」をやっていて
それはただで見れたんでお得だったけれど。
こんな感じで12時間飛行機にのって無事成田に到着。

出発から帰国まで9日間。ちょっと期間が短い気がしましたが、
でも、ホント充実した旅行でした。
フランスもまだまだ見て周ってないところいっぱいあるので、
また機会があれば行ってみたいです。

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